【コンテナハウス】住宅ローンは組める?主な審査基準
「コンテナハウスで住宅ローンは組めますか?」はよくある質問です。
結論を言えば、コンテナハウスを住宅として使う場合、住宅ローンは利用できます。
建築物としての条件を満たしているコンテナなら、一般的な家を建てるときと同じようにローンを組めるのです。
ただし、申請すれば必ず通る訳ではなく、安全面・年齢や年収などがチェックされます。
そこで今回はコンテナハウスで住宅ローンを組むための主な条件について説明します。
Contents
建築用コンテナを使う
建築用コンテナハウスは住宅として見なされるため、住宅ローン・フラット35も利用できます。
ただし、「JIS鋼材」で造られたコンテナを使う必要があります。
JIS(日本規格協会)によって安全性が確保されているため、建築確認申請が取得できます。
ISO海洋輸送用の中古コンテナは安く手に入りますが、ほとんどの場合、確認申請を通過できないので注意しましょう。
借入時の年齢が20歳〜65歳
住宅ローンは長期的に返済していくことになります。
そこで多くの金融機関は「借入時年齢」と「完済時年齢」を設けています。
借入時の年齢は20歳〜65歳、完済時は80歳未満としているケースがほとんどです。
例えば35年ローンを組める場合でも、完済時年齢が80歳未満なら、48歳なら借入期間は31年までとなります。
安定した収入がある
住宅ローンは毎月返済していくため、収入が重要視されます。
起業・転職したばかりの人や収入が不安定な人は審査に通らない可能性があります。
健康状態に問題がない
民間金融機関の住宅ローンの場合、団体信用生命保険(団信)への加入が求められます。
団信は、もしローン契約者がローン完済前に亡くなったり、働けなくなったりした場合、代わりに支払ってくれます。
契約者からすれば、ローンがゼロになるという仕組みです。
一方で団信からすれば、もしもの時は数千万円という多額の支払いが発生する訳ですから、契約者が健康かどうかを確認したいのです。
団信に加入できる健康状態でなければ、住宅ローンの審査にも通りません。
まとめ
今回はコンテナハウスで住宅ローンを組むための主な条件について説明しました。
- 建築用コンテナを使う
- 借入時の年齢が20歳〜65歳
- 安定した収入がある
- 健康状態に問題がない
建築用コンテナハウスであれば、一般的な住宅と同じように見なされます。
ただし、中古コンテナは建築確認申請が通らない=住宅として認められないため、ローンも組めません。
コンテハナウスの安全面の他にも年齢や収入などの条件を満たす必要があります。
「自分も住宅ローンを組める?」と困ったときは、金融機関や住宅メーカーなどに相談してみましょう。